解説の読み方と語彙の定着
四択は、正解の番号が分かれば点が入ります。そのあと解説を飛ばすと、次に文脈が変わったときに同じ語で落ちます。このページは、このサイトの解説をどう使うかの手順です。記憶術の宣伝ではなく、誤答の切り分けと例文の置き換えに限ります。
答えた直後にやること
選択肢の日本語や英語を、問題文の空所に入れて一度読みます。正解だけを読むと、隣の誤答が「なんとなく違う」で終わります。解説は、正解の言い換えに加えて、なぜ隣が文に入らないかを書くようにしてあります。complimentary の問いで「有料の」を捨てた理由が、ただの反対語なのか、朝食の無料提供というコロケーションなのか、が残るかどうかで、翌週の安定が変わります。
自信がなくて次へ進んだ問は、不正解と同じ扱いにします。間隔の実装では、不正解は翌日に戻ります。勘で当たった問を「知っている」にすると、間隔が伸びて、必要なときに出てきません。計算の詳細は 復習の間隔はどう決まるか です。
解説の3行
公開ページの解説は、だいたい次の3つです。全部同じ長さではありません。
- この文での意味。多義語は、文の目的語と前置詞で切ります。turnover は売上か離職か。
- 一緒に出る語。comply with、eligible for、in lieu of。前置詞が落ちると、知っているつもりでも空所で選べません。
- 誤答が指す別の語。売却は sell、領収は receipt。誤答の日本語に対応する英語を、自分で言えるかを確認します。
ノートに写すなら、この3行を1問1行に圧縮します。問題文全体を写す必要はありません。写す時間が解説を読む時間を超えたら、写す量を減らします。
語彙セットの分担
同じ「英語」でも、セットで問い方が違います。混ぜると、何が足りないのかが見えません。
- TOEIC 600 は短い事務動詞。文の誰が何をするか。
- TOEIC 700 は文中の語の日本語4択。取り違え。
- TOEIC 860 と 990 は硬い抽象と連語。
- オフィス英語の基本単語 は英→日の記述。選択肢に頼れない。
- 学術・上級英単語と熟語 は評論文と口語熟語。事務語とは別口座。
記述で書けない語を、四択だけ回しても、メールでは出てきません。初級の事務語が書けない週は、600 点の4択より先にオフィス英語の記述を期限どおりに回します。
フラッシュカードとの分担
クイズは「選ぶ」、カードは「言う・書く」です。語彙は、クイズで誤答の切り分けをしたあと、カードで日本語を見て英語を出します。文法の空所は、カードにすると品詞の手がかりが消えるので、クイズのまま前後の語を残します。操作の順は 使い方 です。
カードの表に英語、裏に日本語一語、だけにすると、例文の前置詞が消えます。裏には comply with the code まで書いてください。赤シートは、その長い裏を隠す用途です。
やってはいけないこと
- 解説を読まずに、選択肢の位置(2番が多い)を覚える。
- 1日に新品の語を50個足して、期限の復習を飛ばす。
- TOEIC と学術熟語と AWS の用語を、同じセッションで混ぜる。分野が違うと、誤答の切り分けが雑になります。
- 解説を要約AIに投げて、返ってきた短い定義だけを残す。このサイトの解説は、誤答と連語を残すために長くしてあります。短く戻すと、公開した理由が消えます。
品質を確認していない問題を、審査のためだけに自動で大量追加することはしません。解説が薄い問は、公開ページに載せないか、解説を直してから出します。誤りを見つけたら 運営者情報 のメールへ、問題文の書き出しを添えて送ってください。